1959-03-26 第31回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第4号
昭和十一年と比較いたしますと、おっしゃるように、非常な激増をいたしておりますが、これは戦争中の例の陸運転移と申しますか、海上輸送が激減いたしました関係もありまして、当時と輸送状況がだいぶ違っておりますので、そういう大きなふえ方になっておりますが、最近におきましては、私どもといたしましては、北海道の開発も行われておりまするが、大体において一般の貨物及び旅客の趨勢、これをやや上回る程度の伸びといたしますと
昭和十一年と比較いたしますと、おっしゃるように、非常な激増をいたしておりますが、これは戦争中の例の陸運転移と申しますか、海上輸送が激減いたしました関係もありまして、当時と輸送状況がだいぶ違っておりますので、そういう大きなふえ方になっておりますが、最近におきましては、私どもといたしましては、北海道の開発も行われておりまするが、大体において一般の貨物及び旅客の趨勢、これをやや上回る程度の伸びといたしますと
○三木説明員 繰返して申し上げますけれども、これは終戦末期に、海運の陸運転移と申しますか、海送をしておりました貨物を鉄道で送るために、鉄道輸送量が非常にふえて参つたのであります。そうして線路容量といいますか、同一線路の上を通過する列車の回数が一つにはふえました。もう一つには、従事員が、せつかく養成しても、どんどん兵隊にとられて行く。
これは御承知のように戰時中に戰時陸運非常体制を行いまして、海送貨物の陸運転移その結果大型の無蓋車を非常にたくさん製造いたしまして、保有輛数は相当殖えておりますが、結局無蓋車が殖えたところが、戰後におきまして経済活動も平常化して参りますと、非常に有蓋車の要求が多い、有蓋車の不足は、恐らく現在毎日の請求の半分程度も配車できないような程度ではないかと思うのであります。
特に日雇い労働者につきましては、石炭の陸運転移とか、あるいは港湾関係の労務の減少でありますとか、あるいは一般の産業関係の日雇い労働者の市場の減少でありますとか、そういうような原因から、特に本年の四、五月ごろを転機として、逐次にいわゆるあぶれ状況が多くなつて参つております。